VOICE 04
こだわるけれど気負わないナチュラルな「かわいい家」
- 安曇野市N様邸 ご家族3人
カフェ風に憧れていた
私の好みにストライクでした
三角屋根と白い外壁に、ミントグリーンの玄関ドアやエントランス周りにあしらったタイルがおしゃれに映えて、すでにこの家の世界観を物語っています。
Nさんが建てたのは、ハシバテクノスの手がける「Skog(スコーグ)のいえ」。設計士やインテリアコーディネーター、雑貨好きの主婦など暮らしのプロともいえる女性たちのアイデアを一つひとつカタチにした女性目線の提案住宅です。
「私の好みにストライクでした」。スコーグのいえを紹介された奥様はすぐに気に入って、「好き」に囲まれた暮らしを叶えるため、たくさんの想いをこの住まいに詰め込みました。
木や珪藻土などの自然素材を随所に使い、ナチュラルな質感や手触りを大切にしたお宅は、室内ドア、水周りのタイル、アイアンの階段手すり、リビングとキッチンを仕切るアーチ壁などどこもかわいらしく、奥様の憧れていたカフェ風の空間が見事に体現されています。
ご主人は「家にいる時間が長いのは妻ですから、彼女のモチベーションが上がるのがいちばん大事」と住まいづくりのほとんどを奥様に一任。唯一要望したのが2階ホールに設けた書斎代わりのワークスペースでした。リモートワークだけでなく、ここでお子さんの写真やDVDを編集しているという家族思いのご主人です。
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コンパクトでシンプルなつくりの外観に、ミントグリーンの玄関ドアが愛らしい。
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ほどよい大きさのデッキは、お茶の時間にバーベキューにと使い勝手がいい。
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ペンダントライトとよく似合う小さな木製窓。見た目がおしゃれなだけでなく省エネ性能にも優れている。
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外から帰って玄関ホールに立つと、ミントグリーンのドアが醸す雰囲気に気分が落ち着いて、癒やされる。
過ごし始めて知る良さを
つくり込むのが設計士の仕事
N邸は「かわいい」だけではありません。長期優良住宅の対象になるほど機能面でも非常に優れています。また、リビング脇にはウォークイン・クローゼットを設け、キッチンの背後には広い洗面脱衣室を確保。ダイニングに家事コーナー兼子どもの学習スペースを設けるなど、家族の生活動線を一番に考えた暮らしやすい間取りとなっています。
収納計画には、今の生活だけを物差しにせず、将来の暮らしの変化にも柔軟に対応できるよう「余白」をもたせました。さらに現場では、タイルのデザインパターンを話し合いながら調整したり、元左官職人だった、ご主人のおじいさまに内壁の漆喰を塗ってもらったりするなど、完成時の感動がずっと続いて末永くこの家を愛してもらえるよう、細部まで丁寧につくり込みました。
「過ごし始めてわかる良さをつくり込むのが仕事」と担当の角谷さんが言うように、床下エアコン1台で家中が暖かいことも、ひと冬を経て知ったこの家の良さでした。
「この家で暮らすようになって、インテリアにこだわるのがさらに楽しくなりました」と奥様は話します。それはきっとこの家が、デザインや機能、心地良さにおいても、気負わず自然に「好き」を楽しめる舞台だからです。
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キッチンへの入り口の壁はアーチ状にした。空間のアクセントにもなって印象的。
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グリーンをテーマカラーにしているが、キッチンの壁は雰囲気を変えてブルーグレーに。
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吹き抜けを見通す2階ホールにご主人のワークスペースをつくった。「開放的でいい」と大満足
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寝室はリラックスできるようベージュ系でまとめた。
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キッチンは壁も天板もタイル貼りに。掃除の手間が増えたとしても、「好き」に囲まれて気分が上がることを優先した。
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勝手口まで直線的な動線だから家事も効率的にこなせる。
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玄関の壁のデザインは、奥様と設計者と施工担当が、使うタイルの大きさ、色、配置を実際に現場で見ながら決めるなどして、住まいづくり自体を楽しむことができた。
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構造上必要な梁に床を張ってキャットウォークにした。十分な幅があるので大ぶりな観葉植物などを置いて楽しむこともできる。
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吹き抜けのあるリビング。木のブラウンと塗り壁の白、ソファのアースカラーが調和して温かみのある空間になった。
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床はパイン材。腰板は壁や天井の色に合わせて白く塗って軽やかな雰囲気に。吹き抜けの明るさも生きている。
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カントリー調のカフェを思わせるインテリア。ダイニングの隣には畳コーナーもあるが違和感なくマッチしている。
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階段の手摺りをアイアンにしたのも奥様のこだわり。白とブラウンによく映える。正面の扉二つは子供部屋の入り口。
OWNER'S VOICEオーナー様の声
- Q1
家づくりで一番大切にしたことは?
ナチュラルで温かみのあるカフェ風のおうちで、家族と楽しく過ごすこと。
- Q2
こうしておいてよかった、と思ったことは?
インテリア、ワークスペースなど望みが叶ったこと。それと、壁掛けテレビの上につけた間接照明。
- Q3
HASHIBA KINOIEに頼んでよかったことは?
細かなリクエストにも耳を傾け、現場で実物も見せてもらい、納得しながら家づくりができました。
PLAN
DATA
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敷地面積
381.72㎡
(115.24坪)
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延床面積
121.71㎡
(36.74坪)
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1F面積
71.20㎡
(21.49坪)
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2F面積
50.51㎡
(15.25坪)
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デッキ面積
10.00㎡
(3.02坪)
工法/木造在来軸組工法 基礎/ベタ基礎 構造材/柱:ヒノキ、梁:ヒノキ・米マツ、土台:ヒノキ 断熱材/屋根:現場発泡ウレタン180㎜、壁:現場発泡ウレタン80㎜、基礎:現場発泡ウレタン(硬質)90㎜+45㎜ 主な外装仕上げ/屋根:ガルバリウム鋼板、外壁:ジンカリウム鋼板 マジックコート塗り(モルタル下地) 主な内装仕上げ/天井:ビニールクロス、壁:珪藻土塗り、床:パイン無垢フローリング 開口部/樹脂サッシ Low-Eペアガラス キッチン/セミオーダー キッチン熱源/IHクッキングヒーター バスルーム/TOTO サザナ 暖房の種類/床下エアコン C値/0.5 UA値/0.44
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このページに記載されている記事本文、写真等は「住まいNET信州」VOL.39より転載しています。 こちらの情報の著作権は、住まいづくりデザインセンター信州に帰属します。