VOICE 01
森のようなぬくもりに包まれて
- 安曇野市N様邸 ご家族4人
自然素材や無垢材をちゃんと使いながら、
女性目線の可愛いらしさと
使いやすさにこだわった住まい。
ナチュラルで清々しくて、
穏やかでやさしいその空気に、
まるで森にいるかのようなぬくもりを感じて、
家族の毎日はこの先も
ずっと笑顔だと安心できる。
-
シンプルながら明るい色の塗り壁が温かみを醸す、南欧風の可愛いらしい外観。延べ床面積は32坪とコンパクトだが、バルコニーが有効に使える。
-
夜が訪れ部屋に明かりが灯ると、家の表情の穏やかさが増すよう。帰ってきた家族を迎えるお母さんの笑顔のように柔らかい。
-
すっきりと清々しい玄関。玄関ドアは、小窓からハンドルにいたるまで配慮が行き届いており、高い気密・断熱性能も備えている。
-
パイン材の床、凝ったデザインの木製ドア、飾り棚など、女性目線にこだわって、素材の温かみを上手に引き出している。
-
まるでカフェのようなLDK。お気に入りの雑貨で彩れば、毎日の暮らしが楽しくなる。木製サッシはトリプルガラスで、見た目だけでなく断熱・環境性能に優れる。
愛らしくて、しかも快適で
毎日が楽しくなる「大人かわいい家」
南仏の民家を思わせるその佇まいは安曇野の田園風景にもよく似合う。毎日を大切に丁寧に暮らす人のためのデザインは、どこにあっても馴染むのだろう。
N邸は、ハシバテクノスが提案する住宅の一つ「Skogのいえ」(スコーグ=スウェーデン語で森の意)。最近、無垢材や自然素材をふんだんに使う住宅が増えてきたが、この住まいの特徴は、女性目線にとことんこだわった点にある。
まずはその可愛いらしさ。雑貨好きの主婦とプロの女性コーディネーターが、意見を出し合って企画したという。外観のデザインから、塗り壁と木部のバランス、キッチンの色使い、木製のドアや窓枠、飾り棚やモザイクタイルなど細かな部分まですべてが愛らしい。
本物の素材を使いながら、気負わずにリラックスできるのは、素朴さ、ぬくもり、親しみにあふれているから。上質なのに穏やかなところが好印象だ。
最初から肌に馴染んだシャツを着るように、家に愛着がもてるし、この先ナチュラルな素材が時間とともに表情を変えていくのも楽しいだろう。家族を見守る女性のやさしさを、そのまま住まいにしたようだ。
女性目線のこだわりは他にもある。奥様が「大人かわいい家」と表現するように、N邸は可愛いだけじゃなく、使い勝手や環境性能にも優れている。窓はエストニア製のトリプルガラス、床下エアコンによる全室冷暖房、パントリーをはじめ、たっぷりの収納など暮らしやすさへの工夫がたくさん。発電能力5.9 kWのソーラーパネルも備えたゼロエネルギー住宅でもある。とくにその環境性能により、地域住宅型グリーン化事業の補助金も得られた。
ハシバテクノスが手がける住宅だから、他社でつくるのとはひと味違う魅力もある。たとえば古材の活用がそれだ。N邸では梁とキャットウオークにマツとクリの古材を使った。これらもこの家の「大人かわいい」のキーポイントとなった。
さあ、ライトなジャズやボサノバをBGMに豆から挽いたコーヒーを用意したら、おうちカフェのできあがりだ。
-
ブルーのタイルやホワイトの木製扉がオシャレなキッチン。それぞれ好みのカラーを選ぶことができて、自分らしさを表現できる。
-
キッチン脇には玄関へ通じる大容量のパントリーが。買い物から帰った時、自然な流れで食品をしまえる、動線が考え抜かれた間取り。
-
マツの古材を利用した立派な梁がリビングの質感を上げている。塗り壁は自然素材のゼオライトで、調湿・脱臭効果がある。
-
床下エアコンの空気吹き出し口。エアコン1台で効率的に家全体の冷暖房を行う。
-
主寝室。森に包まれたようなぬくもりのある空間で、心身ともにリラックスできる。
-
洗面所は、赤系のタイルで彩った。窓から差す光もたっぷりあり、爽やかな朝が始まりそう。
-
2階には小さな和室も設けた。ご両親など来客があったときにゲストルームとして使う。
-
2階廊下の飾り棚には、ご主人がマラソンやボウリングの大会で獲得した品々が並ぶ。
-
1階のデッキは、リビングの延長としても使える。こうした場所で夕食後に家族が過ごす時間も実り多い。
-
安曇野らしい穏やかな田園風景の中によく似合う。ずっと時を重ねていけそうな住まいだ。
OWNER'S VOICEオーナー様の声
- Q1
家づくりで一番大切にしたことは?
家族の健康のため自然素材を使いながら、カフェみたいな落ち着きのある家にすること。
- Q2
こうしておいてよかった、と思ったことは?
大きな吹き抜けを設けたこと。床下エアコンにしたこと。照明のデザインと配置にこだわったこと。
- Q3
HASHIBA KINOIEに頼んでよかったことは?
「skogのいえ」に出合えたこと。古材が使えて、ハシバテクノスのよさもプラスできたこと。
PLAN
DATA
-
敷地面積
216.23㎡
(65.41坪)
-
延床面積
105.56㎡
(31.93坪)
-
1F面積
60.29㎡
(18.24坪)
-
2F面積
45.27㎡
(13.69坪)
-
デッキ面積
工法/木造在来軸組工法 基礎/ベタ基礎 構造材/土台・柱:ヒノキ、梁・桁:米マツ・ヒノキ、古材:マツ・クリ 断熱材/天井:セルロースファイバー300㎜、壁:高性能グラスウール100㎜+25㎜、床:ミラフォームλ50㎜×2、ポリスチレンフォーム30㎜ 主な外装仕上げ/屋根:ジンカリウム鋼板t=0.39自然石粒仕上げ、外壁:soto-wall塗り、ハウスシューズ(基礎立ち上げ) 主な内装仕上げ/天井・壁:AZウォール塗り、床:パイン無垢フローリング 開口部/木製トリプルサッシ(ダブルLow-E) キッチン/キムラ ショコラ キッチン熱源/IHクッキングヒーター バスルーム/TOTO サザナ給湯の種類/エコキュート 暖房の種類/床下エアコン
著作権について
このページに記載されている記事本文、写真等は「住まいNET信州」VOL.27より転載しています。 こちらの情報の著作権は、住まいづくりデザインセンター信州に帰属します。